「おいしい写真屋さん」による作品展のお知らせや、
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♯ 今度はカーチャン

カーチャンがどうやら、夢の中を生きているようです。
75歳、ですもんねえ。

昨夏は父の老いにオロオロと動揺していたのですが、父の方はその後、大きな分岐点に差し掛かることなく現在に至っています。
むしろ、以前の父に戻っているというか、世知に長けたじーちゃんだなあという感じです。
今夏の衝撃は、実母の訳分からなさぶり。
会話が成立しないことがあるほど、物忘れがひどいです。
よく、痴呆の症状の一つに、昔々のことは忘れないけど、ここ数年のことはすっかり記憶から抜け落ちるって話を聞きます。
まさにソレ。
一人、夢の中を生きてらっしゃるんです。

全部が全部呆けているわけではなく、自分の興味ある分野の話にはしっかり受け答えします。
母で言うなら、韓流ドラマとか。
でも、他人についての情報なんかはすっかり忘れちゃってる。
指摘すると、ぽかーんとした表情をするところなど、明らかに老いを見せつけられているなあと痛感します。
常に脳をフル回転させている父と違って、もとから世知に疎い、典型的なオバサン性格ではありました。
物事を多面的に見るクセがついておらず、明らかにB層な人。
そこに拍車がかかって、すっごい無知な人間になっています。

父と母を見ていると、今はどうやら父がかなり母をフォローしている日々のようです。
でもねえ、これが今度会うとき、立場が逆転していたりするんですよねえ、きっと。
今日は父の方が夢の中か、みたいな。
それでいいと思います。
人間、長く生きていればいろんな具合になっていくのが自然ですから。
自分の両親は、今、そういう流れにいるということです。

今、思うのは、ばーちゃんと一緒に生活していればよかったなあと。
ばーちゃんは94歳ぐらいまで立派に生きました。
世に言われるボケとは無縁で老衰を迎えたのですが、それでも物忘れなどは日常あったと思います。
そういうの、目の当りにしていないんですね、福岡ではなく大阪で育った孫は。
老いるとはこういうことか、というのを見ておけば我が両親のときに心の準備ができたかなあと思わなくもないです。

最近、街を歩くじーちゃんばーちゃんを見る目が変わってきています。
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