「おいしい写真屋さん」による作品展のお知らせや、
書評、日々思ったことなどなど

♯ 21年の歳月を経て

1996年の秋でした。
​茶屋町のテアトル梅田で「Trainspotting」を観たのは。
​平日の午前中というのに、若者でほぼ満席だったのを覚えています。
​「ミニシアター系」と呼ばれる映画が流行りだった時代。
​心斎橋のパラダイスシネマで上映された「恋する惑星」が火を付けた、と思う。

ほぼ20年、厳密に言えば21年の歳月を経て、まさかの続編がやってきました。
​ユアン・マクレガーなんて、トレスポで一躍有名俳優の仲間入り。
​オビ=ワン・ケノービまで上り詰めました。
​そんな彼が古巣に戻ってくる?
​それ以前に、監督のダニー・ボイルなんて「スラムドッグ・ミリオネア」でオスカー監督なったし。
​ジャンキーなトレスポ作った人が、アカデミーの赤絨毯を歩いたのですから、トレスポ系は卒業したのかと思っていました。

​実際、「T2 Trainspotting」を観て思ったのは、この作品はトレスポの知識なくしては楽しめない作品かもなあと。
だって、どうしようもないオッサン4人の物語ですよ。
​若かりし頃の彼らを知っているからこそ、おーこうなりましたか、と歳月の残酷さを楽しめるのです。
​40代半ばという設定なので、ルックス的にはそこまで残念ではないのがまた嬉しい。
​ユアンや「シック・ボーイ」役のジョニー・リー・ミラー、そして「スパッド」役のユエン・ブレムナーなどは、あの当時の面影を残しています。
​ジョニー・リー・ミラーは現在放送中のドラマ「エレメンタリー」でニューヨーク在住のシャーロック・ホームズを演じていますが、あの役では頭髪の寂しさが際立ちすぎ。
​最初、シック・ボーイだった彼!と、気付きませんでした。
​T2では、春風亭小朝のような金髪に染め上げているので、本来のジョニー・リー・ミラーを見ている感じです。
狂暴ベグビー役のロバート・カーライルは、じいさまに脚突っ込んでいました。
​少し太ったし、だけどそれがまた一段と厄介な男を助長しています。

​観終わって思ったことは、もし、トレスポを21年前に観て、そしてハマったのであれば、今作は楽しめるなあということ。
​あんま過去とかどうでもいいワタシでも、これはノスタルジーに浸ることなく満喫できました。
まさかとは思うけど、また20年後に作ったりしないよね、T3を。
60代半ばのみんな。
​だけど、ロバート・カーライルだけはかなり年上。
​遺影で登場だけは、なんか違います。
| 映画 | 22:00 | - | - | | |

♯ カウチポテター

めっきりカウチポテトな生活を送っていましたら、熱く語られました、東宝シネマズの会員に。
もちろん、劇場鑑賞の面白さについてです。

最近は座席指定もできるよ~。
音響が迫力満点なんだって。
みんなの反応が知れておもしろいから。

等々。
分かっていますよ、劇場でどれだけ臨場感を味わえるかなどは。
ワタシも、「007~」などのアクションものは、劇場で観たいと思いますもの。
ただ最近の傾向として、コメディ映画ばかり見ているので、カウチポテターしているのです。
でも、「テッド」は劇場で観て、観客全員で大笑いしたいかな。

10代〜20代後半までは、つまり独身時代は足しげく劇場に通っていました。
映画は劇場で観てなんぼのもんじゃい、と生意気なことを思っていましたし、何より、パンフレット蒐集が目的という理由も。
スマホが出てくるまでは、PCを開かないとウエブサイトを見られませんでしたし、何より、大学時代にはウエブサイト自体がありませんでした(厳密に言いますと、充実していなかった、です)。
映画の詳細は、パンフレットのみだったのです。
ニッチな情報も知りたい性格が、蒐集へ走らせ、劇場へ向かわせました。

今は、手元のスマホでクリッククリックで、映画の情報から出演者のいろんなことも分かります。
パンフレット要らずになったから、劇場へ行かなくなったとも言えるでしょう。
しかも、ケーブルテレビを契約しているのが、拍車をかけています。
一日中、数チャンネルで映画が流れっぱなし。

カウチポテター続行決定。
| 映画 | 22:00 | - | - | | |

♯ Pop

ケーブルテレビをつけたら、ちょうど何かの映画が始まるところでした。
ボーっと画面を見ていたら。。。

バカだ。
アホすぎる~。

Popの「恋は突然に」のPVが映画のオープニング。
80年代テイストが悪ノリすぎるくらいてんこ盛りで、キーボードのヒュー・グラントが、

間抜け満開。

Popとは、映画「ラブソングができるまで」("Music & Lyrics" 2007)に出てくる架空のバンドです。
80年代に一世を風靡したという設定。
オーバーすぎるフリに臭い歌詞で、なにはともあれ、なんだそのロン毛。。。

www.youtube.com/watch?v=A8Mu45Az6cg

十年ほど前に観ている作品なので、このPVは初見ではないのですが、笑えて仕方ありません。
機嫌よいまま、作品を見続けました。

共演のドリュー・バリモアが、とあるシーンで突如部屋の模様替えを始めます。
坐りやすい位置にとソファを移動させるのです。
それを見ながら、自分もソファを動かしたくなりました。
この家に引っ越してきてから10年間、微動だにさせなかったソファをです。
ここに設置した方が、断然テレビが見やすくなるのではなかろうか、とずっと思っていた場所へ。

映画を見つつ、一人、ソファをズルズル動かします。
ソファだけですと、今あるダイニングテーブルがおかしい位置に見えますので、こちらもズズズと。
どちらも重いものなのですが、人間、やる気が勝るときには重く感じないものです。
あっという間に、思い通りのインテリアに収まりました。

それからというもの。

あまりにも快適すぎる空間に、怠惰が花開きました。
ひじょうにカウチポテトです。
ぐでーっと、王様気分で映画を観ています。
オキシトシンを噴出させるゆるキャラたちを撫でながら。

 
| 映画 | 22:00 | - | - | | |

♯ 007

2006年公開の「007 カジノ・ロワイヤル」。
ジェームズ・ボンド役は6代目を継いだばかりのダニエル・クレイグです。
ありえない展開で終始するアクションシーン。
どんだけ蹴られても。
どんだけどつかれても。
浴びるように発砲されても。
何十メートルと飛び降りても。
敵もさることながら不死身すぎるボンド。
一人大いに突っ込みます。
自分でも目がキラキラしているのが分かるほど、アドレナリンが放出するアクションムービーです。

その次の日。
1964年公開の「007 ゴールドフィンガー」を見ました。
ボンド役はショーン・コネリー。
初代ジェームズ・ボンドであります。
178cmのダニエル・クレイグより10cmも背が高いショーン・コネリー卿。
アクションシーンも派手になりそうなものですが、そこは時代が反映されます。
これまで、世紀をまたぐ作品を比較して見たことがなかったので気付かなかったのですが、初期の頃はなんと現実味溢れるアクション。
立ち居振る舞いだけでなく、効果音も地味というか入れてんの?という控え目さ。
そのように過剰に演出していない分、見ている側としましては、実際の闘いのように映ります。
それは、痛々しく感じてくるほど。

007シリーズはアクション映画の中では女性向きの作品だからか、飽きずに見られます。
時代変われど、どの作品においても;
ボンドは伊達男だし(ピアース・ブロスナンのボンドが一番好きかも)。
その伊達男のファッションは見ているだけでおもしろいし。
MI6が開発する武器のあれこれも愉快だし。
悪党たちの成金な暮らしぶりが笑けて仕方ないし。
そして何より、ジュディ・デンチ演じるMの存在がお気に入りです
(1995年の「ゴールデンアイ」からの登場ですが)。
ボンドの台詞がシニカルで洒落っ気が効いているのは当然として、Mの台詞はそれよりパンチ効いている気がします。
英国人ならではの比喩。
イギリス嫌いでもなんでもありませんが、聞いていて小気味いいです。

間違っても、見ながら自分をボンドガールに投影させる、なんてことはしませんのでご安心ください。


 
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