「おいしい写真屋さん」による作品展のお知らせや、
書評、日々思ったことなどなど

♯ 山菜てんぷら

旬の山菜を詰め合わせた「山菜てんぷらセット」なるものを
分けていただきました。
山菜には疎い身、目にしたことはもちろんのこと、
耳にしたこともないような名前の山菜がごろごろ入っています。
椎茸、山椒までは見た瞬間に判別できます。
ウド、タラの芽までいくと、香りを嗅いだりなにやかやしてどうにか。
こしあぶら、こごみ、なーんてものは、人生で初めて出会った山菜たちです。
あと、どう見ても「草だろ、コレ」という山菜もあり、
痺れなきゃいいんだ、笑いが止まらなければ笑っておきゃあいいんだ、と腹を括ります。
天ぷらは男の仕事、らしく(笑)、揚げていただきました。

数日前に寄せてもらった蕎麦屋のご主人が、
「こしあぶらの天ぷらはおいしいですよ」と仰っていたので、
お墨付きのこしあぶらからサクっといきます。
納得。
草っぽくって、土っぽくって、だけれどもそれが風味として得も云われんのです。
山そのものを食べてるみたいな、自然の味そのもの。
おいしいとか云う表現よりも、心がほっとする風味です。

見るからに草たちも、食してみると結構いけます。
何よりも顔がほころんだのは、肉厚の椎茸。
サクッ、モチッ、ジュワーととてもジューシーなんです。
食べ応えたっぷりで、その上このおいしさですから、
箸も止まりません。

山食ったー、森食ったー、林食ったー、春食ったー、
山菜の天ぷらはそういう気分にさせてくれますね。


| 男の手料理 | 08:46 | comments(0) | trackbacks(0) | | |

♯ 男の鑑たち

相方は率先して台所に立ちます。
週末は外食しない限り、ほぼ100%に近い頻度で夕飯を準備します。
包丁を持ち、鍋を振る姿はまんま水を得た魚のよう。
台所は男の領域と云わんばかりに活気づいており、
さながら厨房と化します。

スーパーで食材を目利きすることがそもそも好きみたいです。
一人でフラ〜っと買い出しに出かけ、
カゴを片手に献立を考えるときに脳内麻薬物質ドーパミンが出始める。
帰宅するやいなや、いそいそと下ごしらえに入り、
合間にチャチャチャと後片付けもこなします。
そして、いざ夕飯時には男の手料理がズララと食卓に並ぶわけです。
そういう一連の工程が、日ごろのストレス解消になるらしい。

んが、台所に立つ理由は他のところにもあるとこちらは見ています。
平日の食卓はほぼコントロールされており、
意向に拘わらず出されたものを食べるしかありません。
これがまた、マクロビさながらの野菜だらけでパンチに欠ける健康長寿食だらけ。
一応、動物性たんぱく質は1皿あるのですが、
脂みなぎる男子諸君が好むガツンと系がお目見えすることは皆無に等しい
(あんまり晩の9時過ぎとかにそういう高脂質を取ってほしくないもので)。
こういうこと全部ひっくるめて、どうやら男子厨房の道へ進ませているようなのです。

好きなものを食うぞ、オー!と胸の中でひっそり掛け声勇んでいると思われます。
でも、そうやって並ぶ料理はいいものですよ。
こちらだってガツンと系は嫌いではないですし、
男の手料理は味付けもハッキリしているので、しっかり食べた気になりますもの。
中華とイタリアンを得意とするところも、ビギナーなこちらとしては嬉しい。

最近よく感じることに、気軽に台所に立つ男性が増えているということ。
まったく気負うことなくパパパと作ってしまう。
友人たちの夫や彼氏たちを見回してみても、主夫になれる方ばかりです。
どれだけ残業で遅くなっても食いたいと思ったら深夜スーパーに走り、
家で魚をさばいて食らうS氏。
新居に自前の糠床を持参したM氏。
毎朝サンドイッチや目玉焼きやらの朝食を作ってから出勤するC氏。

そう云えば、スーパーで買い物姿がサマになっている青年は多い。
楽しい世の中になってきました。
| 男の手料理 | 09:59 | comments(0) | trackbacks(0) | | |

♯ じーさまとパスタ

どうしても塩味のパスタをモリモリ食べたくなりました。
昼間に行ったお店はイタリアンでも石焼窯が売りなので、
メニューにパスタは1品もあらず。
このパスタへの熱い思い、どう消化しようものかとなったら、
相方にリクエストするに限ります。
ほうれん草とツナのあっさりパスタを作っていただきました。

どうしてむしょうにパスタが食べたくなったか、です。
渡辺あっちゃんが関係しています。
と云っても「世界のナベアツ」の方ではなく、
渡辺篤史の冠番組「建もの探訪」。
毎週、一般人が建てたユニークな家を紹介する番組ですが、
先日見た回は、建物よりも家人に興味が湧き起こるものでした。

81歳と66歳のご夫婦が、二人の生活を満喫できる家を建ててもらったとのこと。
この家が斬新なデザインのコンクリート打ちっぱなしで、
外観からでは老夫婦が住まう家には見えません。
むろんインテリアも垢抜けていて、第一、畳の部屋などない。
家中に外国の置き物や彫刻品が飾られていて、
まったく「おじいちゃん、おばあちゃんの家」というにおいがしません。
何よりこのご夫婦自体が、まったくもっておじいちゃん、おばちゃんに見えない。
御年81歳の旦那さんはカジュアルなジャケットに首元にはスカーフ、
奥さんはドレープのかかったスカートをしゃなりと着こなしています。
グランパとグランマ、といった二人です。

そして極めつけは彼らの食事シーン。
奥さんが昼食に作っているのは塩味のパスタ(そう見えた)で、
旦那さんは慣れたフォーク使いで召し上がっています。

81歳のじーさまがてんこ盛りパスタをモリモリ食べてる!

衝撃でした。
固定観念でもなんでもなく、いまだかつて日本のじーさまが
むしゃむしゃとパスタを食べてる光景など目にしたことがありません。
この旦那さんは元商社マンで、45年間に渡り世界を飛び回っていたそうです。
味覚嗜好、そして消化能力もすっかりウエスタンなのかもしれません。

そんなじーさまのパスタの食べっぷりを見て、むしょうに食べたくなったのです。
それぐらい、美味しそうにそして豪快だったのですよ、ほんと。
| 男の手料理 | 08:01 | comments(0) | trackbacks(0) | | |

♯ もずくを天ぷら

沖縄土産にもずくをいただきました。
スーパーで売っている三杯酢や黒酢のではなく、
もずくの塩漬けです。
そのままちゅるちゅると食べるというより、
食材として料理に使う天然もの。
添付のレシピでは、みそ汁、雑炊、お好み焼きなどにどうぞと書いています。
しかし、個人的に食べたくなったのが「もずくの天ぷら」。

昨年、沖縄へ行った際にもずくの天ぷらは試しています。
魚屋さんの惣菜売り場で買ったので、しなっと冷めていたのですが、
なかなかおもしろい味だなあと印象は強く残りました。
揚げたてってどんな感じなんだろう、そんな好奇心が後押ししてきます。
さっそく、作ってもらいました。

調理工程を隣でじーっと見ていたわけではないので、
どうやって作ったのか説明できません。笑
しかし、食卓に出てきたそれは、見た目も明らかにもずくの天ぷら。
沖縄で食べたものよりも、もずくの含有量は高く、
衣は飽くまでもつなぎの役割といった感じです。

天つゆにさっとくぐらせ、パクッと一口。
「ん、へええええええええええええええええええええ」。
もずく特有のあのネバちゅるる感が熱を加えても消えておらず、
もちっとした衣と相まって、不思議な食感です。
これはいけます。
たぶん、天ぷら粉に片栗粉を混ぜて、
でんぷん質のもちっと感を出したのでしょう。
1個で十分ですが、ここいら界隈の惣菜売り場でも手軽に買えたら、
たまには買うと思います。
| 男の手料理 | 09:09 | comments(0) | trackbacks(0) | | |

♯ パスタとパン粉

トリュフコースなるものを先日いただきました。
メインにトリュフ、ではなく、
出てくる料理すべてにトリュフが、トリュフが、トリュフがああ!
味覚の秋、とは云えども
わたしにとっては究極の秋のコースでした。

デザートにはチーズがもてなされたのですが、
ご多分に漏れずトリュフ入りチーズ。
相当な満腹加減でしたので、
存分に風味を堪能するためにもドギーバッグしました。

そのチーズを家で味わうわけですが、
やっぱりイタリアンぐらい持ってこなきゃサマにならんだろう、と、
ぶたちちにパスタをリクエスト。
さっぱりと塩味のパスタがいいなあ、
イワシなんか入ってると最高だなあ、と
つくっていただきましたのが
イワシとパン粉のパスタ。
パン粉をオリーブオイルで炒めて、
パスタにザザーっとかけるんです。
何でも、チーズが高級品で使えない、
だけどおいしく食べたい、という欲求から
出たアイデアらしいです。

食感がバリバリしたパスタ、おもしろいですし、
チーズとちがってさっぱり食べられますので、
お薦めします。


| 男の手料理 | 13:04 | comments(2) | trackbacks(0) | | |
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