「おいしい写真屋さん」による作品展のお知らせや、
書評、日々思ったことなどなど

♯ 家が消えていく

ド夏はご近所ウォーキングは一休みです。
正確に言えば、散策まがいのふらふら散歩。
あの炎天下では、本気のフラフラになりますから、ジムのトレッドミルで歩いてます。

先週あたりから、ようやっと空気もサラッとしてきました。
猛暑の時期は名残惜しそうに去ったもよう。
これなら曇天であれば、日中でも散歩は可能です。
昨日から、またぽてぽてご近所ウォークをしています。

6月半ばぐらいから3ヶ月間、町を巡っていなかったわけです。
その間にあっちもこっちも更地が出現。
どんなお宅があったかしらと、不思議なもので馴染み深い道でも忘れてます。
なーんも建ってないと、よっぽど目立つお宅じゃない限り、思い出せないもんです。
しかも。
「売出し中」の幟もしくは看板がぶら下がったお宅も増えてます。
ようは、家人はもう引っ越されてる空き家。
ちょっとした住宅街なので、いい値で売りに出されているのでしょう。
風致地区なので、狭小住宅は建てられません。
だから、更地のまま買い手を待ったり、築浅物件だったら買い主をじーっと待つのみなのでしょう。

それでも、土地の切り売りは見かけるようになりました。
もともと、数百坪の敷地面積だったのが、数分割されて一区画50坪で売りに出される。
こういう売地が目立ちます。
住宅街なのでハイツやアパートといった類は建たないというか、建てられないようです。
住民の反対、スゴそうなエリアですから。

街は生き物だなあと、実感します。
たった数ヶ月ご無沙汰しただけで、景観がちょこちょこ変わっていく。
今後数ヶ月したら、ピカピカの何かが街に加わっているのでしょう。
街歩きはおもしろいもんですね。



| ウォーキング | 22:00 | - | - | | |

♯ プール

線路沿いに、時代を感じさせるモダンなマンションが建っています。
キューブリックファンが好みそうなデザインで、なかなか目を惹きます。
1970年の大阪万博の際、各国からやってくる関係者用の滞在施設として建てられたとか。
そういう背景から、古いながらも当時としては前衛的であったろうデザインになったのだと思われます。。
万博後は不動産会社が棟ごと買い取り、分譲マンションとして販売。
おそらく、高級分譲マンションだったのでしょう、なんでも、某在阪テレビ局の重役が一室を手に入れ、そこを昭和の歌姫ひばり様が関西に来られる際は、定宿として提供していたらしいです。

え、ひばり様がこの街の空気を日常的に吸っていた?

びっくり仰天な歴史です。

築40年は下らないと思いますが、管理が行き届いているようで、外観も植栽も丁寧に維持されています。
ときどき売りに出されていることはありますが、すぐ売約されて常に満室です。
周知の通り、今の大阪はマンション過多供給の状態。
景気がいいとは云えない時代だというのに、まだまだ新築分譲マンションがニョキニョキ出ています。
まあ、予定は好景気のときに立てられたのでしょうから、頓挫するわけにはいかないので仕方ありません。
しかし、当然の如く、売れ残りが多発しています。
そんな中、いくらモダンなデザインとは云え、古いマンションが常時満室というのはすごいことです。
その理由を、敷地内のプールと見るのは、素人考えでしょうか。

さすが、世界各国のスタッフを迎え入れた施設だっただけあって、住人専用の屋外プールが敷地内にあるのですよ。
20mと、子供用プール。
ホテルじゃないんだから、とその贅沢な遊び心に嬉しくなってきます。
なんでも、初夏になると住人総出で清掃するらしく、丸二日かけて溜められる水も住人負担。
そんなこと、プールに好意的な住人でなければ続きませんって。

小高い丘の上に建っているので、今までプールの在処を確認したことはなかったのですが、私有地ではないであろう所まで、ウォーキングの際入ってみました。
なんか云われたら、迷いました〜と云やあいい。爆
大体、エントランスがどこにあるのか分からないマンションなのですが、プールは分かりやすい場所にありました。
植栽がぐるりを覆ってはいても、もしプールサイドでパラソルを広げたりしたら公道から丸見えだと思います。
ある意味、自己主張しています。

このマンションに限っては、この先何十年と存在していただきたいというのは、近隣住人の勝手な要望でしょうか。
老朽化も進んでいることでしょうが、なんとか補強補強で、寺社仏閣のように行き続けてほしいです。

| ウォーキング | 22:00 | - | - | | |

♯ 1億7500万円も見っけ

自宅から徒歩10分ほどの6丁目エリアに、1億7500万円の売り出し物件があることを知ったのは昨年末のこと。
中古物件の不動産広告に掲載されていました。
築35年近いのですが、当時としては外観、間取りともかなり洒落た建築設計デザインだったことが複数の写真から窺われます。
一昔前の2時間サスペンスに出てくる、大企業の会長宅のようです。

玄関が部屋並みに広い。
階段がコジャレている。
居間に暖炉がある(フェィクだろうけど)。
もちろん庭は一面芝生。

と、豪邸の要素を漏れなく兼ね備えたお宅なのですが、ずっと所在地が分かりませんでした。
分かったところで買うわけでも、買えるわけでもないのですが、自分の目で見てみたいじゃないですか、そんな邸宅。
ウォーキングがてら、6丁目をフラフラするのですが、またこの6丁目が容赦なく袋小路になったりして、ビジター泣かせの町なのです。
真剣に迷います。
夕方のウォーキングですと、日も暮れてくる心細さから半泣きになります。
そして、同じ道をぐるぐるしているものですから、不審者に間違われます。爆

で、探すのをいったん中断しました。
煮詰まってきては、絶対に見付かるものも見付からないと長年の経験から察したのです(なんて大袈裟な。。。)。

その選択は正しかったようで、探索再開1日目にして、かなりすんなりお宅を発見してしまいました。
拍子抜けするぐらい、あっさりしたもんでしたよ。笑

そのお宅は以前から知ってましたし、大きいなあ、と思ってもいました。
しかし、ちょっとした高台に建っているため、詳しい構造など道路側からはてんで計れなかったのですよ。
庭など、柵からちょろっと覗かせる木の枝が見える程度。
芝生かどうかなど分かるはずもない。
裏に回れば建物の雰囲気が分かるかも、とどこまでもいやらしいまでに貪欲な精神に突き動かされ、裏に回ろうとするのですが。。。

獣道だな、こりゃ。爆

お宅の持ち主が市に袖の下でも払ったのか、裏に通じないよう道が遮断されているのですよ。
で、セキュリティがしっかりしたマンションが建っています。
反対側から攻めようとすると、竹薮に行き着く有様。
とことん、近づけないようになっています。

この1億7500万円のお宅ですが、なんともう売れてしまったようです。
何度も云うようですが、買う気もありませんし、買えませんしなのですが、一度中を見てみたかった。笑



| ウォーキング | 22:00 | - | - | | |

♯ 2億5,800万円

近所を40〜50分、ウォーキングともつかない散歩で巡っています。
ほぼ、毎朝。
居職の身ですとどこかに出勤することもないので、丸一日引き篭もることも珍しくありません。
朝のうちにガツンと動いておくと変に体も疲れないので、できうる限り、ぽてぽて歩いています。

ぽてぽて。

いくら毎日ルートをちょこちょこ変えているとは言え、飽きもきます。
明け方薄暗いうちから歩き始めるので、ipodで好きな音楽を聴きながらというのは耳を塞ぎ危険。
なにか味付けが欲しい。。。と思っていたところに、ある案が浮かびました。
ひとまずネットでご近所の中古物件を検索します。
数軒ヒットしましたら、外観の写真をクリック。
その家を、簡素な住所情報だけを頼りに探しに出るのです。

大きいのですよ、ウォーキングコースは邸宅街なので、立派なお宅が多い。
斬新なデザインのお家や、昔ながらの洋館、いいように年季の入った日本家屋などを眺め歩くのはとてもワクワクします。
変な趣味ですか。爆
しかし、人間というのは欲深いもので、いつの間にか、その高い塀に覆われた中を覗きたくなってくるのです。
売物件というのは、基本、間取り図が公開されており、敷地面積や築年数も表記されています。
もちろん購入予定は未定どころか一切ありませんが、見にいくのは自由でしょう。
頭にしっかり情報を沁み込ませ、売邸宅を毎朝探しているわけです。

2億5,800万円の物件が、今現在の最高値です。
外観写真を見ると、確かに見た記憶のある家なのですが、どこだったか思い出せません。
隣近所を頼りにしたいところですが、その邸宅だけで写真がきっちり収まっている状態なので手がかりには繋がらず。
でも、一風変わったこの家は頻繁に目にしている。
どこだったかなあ。。。

1軒の売物件を探し出すのには、たいてい3日ほど要します。
その日も、かなり絞られてきた範囲であっちキョロキョロ、こっちキョロキョロと探していました。
2億5,800万円物件がある地域は、邸宅街の中でも指折りの4丁目でして、この地域は笑いが止まらぬほどでっかい豪邸が並んでいます。
Iさん邸というのが、おそらく邸宅街では1、2位を争う豪邸でして、ご近所さんも引けを取らないお宅が勢揃い。
もちろん、みなさんセコムユーザーでいらっしゃる。
Iさん宅を中心に探して見るのですが、はてさて、2億5,800万円はどこかしらねえ。。。

突然、背筋が凍りつきました。
ああ、なんてこと!
2億5,800万円邸は、Iさんのお隣ではないですか!!!
なーんで気付かなかったんだ? 爆

表札がね、まだきちんと掛かっているのですよ。
しかも、セコムシールもちゃんと貼られてます。
もちろん、派手に「売物件」の看板は掛かっていません。
どこからどう見ても空家に見えない。
まあ、ここまでの豪邸になりましたら、家人がいるように見せないと不法侵入者が後を絶たないので、こういう手を打っているのでしょう。
だから、なかなか分からなかったのです。

いや、でも、分からなかった一番の理由というのは別にあります。
この2億5,800万円のお宅が、売りに出るはずがないと勝手な先入観を持っていたのです。
心のどこかで、持ち主はこのお宅を手離さない、ずっとこの豪邸に住み続けるはず、と信じたかったのだと思います。
豪邸暮らしって、大庶民にしてみれば、憧れを通り越して非現実的。
だから、現実とは違うレベルで暮らしている人たちがいるということを、夢見物語のように見ていたかったのでしょうね。
手離されると、一気に現実的な背景を感じてしまう。
そういうのを感じたくないがゆえに、できうる限り、過去に見惚れた家は売りに出されるはずがないと思いたかったのでしょう。

2億5,800万円の支払いシュミレーションを見てみましたら、頭金ナシで25年ローンを組みますと月々約120万円。
一体、この景気の中、誰が買うんだ? 買えるんだ? 爆

でも、このエリアは関西では人気らしく、どんな金額でも成約されていくようです。
願うことは、どこかの不動産会社が購入して、更地にし、分割して狭小住宅を建てるという行く末だけは避けていただきたい。
風致地区なのでないとは思いますが、約160坪の敷地を80坪にされても、なんか寂しいですね。

お金持ちさん、いらっしゃって〜。

| ウォーキング | 22:00 | - | - | | |

♯ のぼせる

先日、目覚めに明けゆく空を見上げていたら、
突然ビジネス街をスタスタ歩きたい衝動に駆られました。
休日のビジネス街は車も人も混んでおらず、
歩くにはもってこいです。
思い立ったが吉日。
パパパっと着替え、持つものだけ持って駅に向かいます。
結局、御堂筋の梅田から難波までの約5キロを1時間ぐらいかけて歩きました。
想像通り、気分良かったです。

しかしその経験から、5キロぐらいだったら楽勝だわ、
と結論づけてしまったのが悲劇の始まり。

ここ数日、気温もすっかり高くなり、めっきり春らしくなってきたので、
友人宅へ歩いて行ってみようと思いました。
車だとすぐの友人宅、公共の交通機関を使うと、
お互いの最寄り沿線が異なるため、乗り換えが必要になり遠回りを余儀なくされます。
歩けば5キロぐらいなはず。
いい気になって出発です。

しかし、午前中と云えども早朝ではないため、
お天道様はすでに高く上がっています。
気温も天気予報以上に上がっていると思われ、発汗著しい。
2キロ過ぎたあたりから、喉はカラカラ、頭は酸欠のようにボーっとし始め、
足取りも重くなってきます。
マラソンランナーで比喩すれば、
アテネのコースで魔の30キロ付近に差し掛かったようです。

ぐ、ぐるじい。

粉塵よけのマスクを顔から取り、日焼け防止の手袋も外します。
首に巻いたマフラーも暑い暑い。
スパッツを履いてきた自分を恨みます。
ぴったり密着して気持ちワリー!!!

前方が蜃気楼下してきたのでこれは危険だワ、と判断し、
そこいらのビルにあったJTBに入りました。
旅行会社には椅子があるはずです。
店内は混み合っていましたが、幸運にもソファは空席。
とにかく目の前に並ぶ旅行パンフレットを適当に摑み、
客を装いおもむろに腰を下ろします。
ふくろはぎが笑ってる!
20分ぐらいでしょうか、のぼせたカラダを勝手に休ませるために
じーっと座っていました。
きっと、顔色もすこぶる悪かったと思います。
スタッフが忙しそうで良かった。。。

結局、最寄りの駅から電車に乗りました。
帰途ももちろん電車を乗り継ぎ乗り継ぎです。
遠回り、バンザイ!
| ウォーキング | 07:07 | comments(0) | trackbacks(0) | | |

♯ 扇状の街

東京にいた当時借りていた部屋は、
環八通りを少し入ったところにありました。
交通量かまびすしい通りですから散歩で使うのは避けていたのですが、
ある日、思い立って歩いてみることに。
ぽてぽてと通りを進むこと25分ぐらいで、田園調布に突き当たりました。

マダムな街らしいし、駅前にはこじゃれたカフェなんかあるのかしら、
と小市民の好奇心がむくむく湧き起こります。
勘で、住宅街を突っ切れば駅に着くはず、と環八から筋に入ってみました。

決して方向音痴ではないと自負しています。
しかし、田園調布一帯は空間距離が測れない魔のエリアでした。
駅から扇状にパーッと道路が伸びた住宅街。
西に向かっているつもりでもいつの間にか南へ進んでいる、
じゃあ軌道修正しようと曲がった道は結局駅から遠のいてしまうと、
まるでトラップなのです。
地図もしくは方位磁石ナシでの潜入は、無謀以外のなにものでもありません。

結局、ウロウロしても埒が明かないので、
もと来た道をなんとか戻り環八へ出て、
もと来た通りを戻って家へ帰りました。
それから2度とあの街には足を踏み入れてません。

で、現在。
駅の反対側には、見事な扇状の住宅街が広がっています。
しかもこちらの方が構造が複雑で、突き当たりが階段になっている箇所多数。
まさにトラップ、ほんとうにトラップです。
でも、なんでも困難であればあるほど挑戦してみたくなるもの。
明け方のウォーキングにはまだ人もいないのをいいことに、
大胆に迷っては一応不審者に見られないように何気なく歩いて軌道修正。
で、無事帰宅できたら地図と首っ引きです。

大阪市内の碁盤の目状態の街に慣れた人間には、
訓練になる街です。
| ウォーキング | 07:03 | comments(0) | trackbacks(0) | | |

♯ 勘違いしたいから、ウォーキング

日の出かな、かな、かなかな。。。。よーししたぁ!
という頃合の夜明けの街を闊歩するのが好きです。
勘違いするんですよ、外国を旅しているかのように。笑
ちらほらさえも人が歩いていない住宅街。
家人の嗜好が反映された庭々をなんともなしに見ながら歩く。
信号なんて無視無視。
車なんてどこ走ってる?
シンとした空気が、今日という日にまだ馴れていないところも肌に気持ちいい。
間違いなく暮らす街だけど、なんか日常から気持ちが離れられるんですよ。

でも、こういう勘違いは家の中でもよく起こります。
ランドリーボックスをがさがさしているとき、ふいに、
「あ、香港の朝みたい」そんな感覚に襲われる。
香港で洗濯したことなんてないない。笑
リビングで掃除機かけているときも、突然カナダのBBを思い出したりする。
もちろん、ベッドメーキングとして働いたことなどありません。

なんですかね、この異国への勘違いに襲われるというのは。
早朝のウォーキングに関しては説明がつくのですが、
それ以外は自分でもまったく分からない。
頭を捻るだけです。

前世を調べてもらったら答えは出てくるのかも、とも思いますが、
怖いのでしません。
ああ、旅に出たいだけですね、これは。笑
| ウォーキング | 08:13 | comments(0) | trackbacks(0) | | |
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