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♯ 2018年九州場所

●ベテラン勢
怪我で幕下まで番付を下げていた関脇経験者豊ノ島が、十両復帰の今場所。
2年振りの関取での土俵となるわけですが、一回り以上肉襦袢が厚くなっていました。
もとから、コロンコロンとした体格ではありましたが、今場所の豊ノ島はぼっでぼでという感じ。
35歳という年齢でそんなに体重を増やして大丈夫か?と正直、初日に見たとき、不安になりました。
重くなる=怪我しやすくなる、と考えられるからです。
しかし、それは素人考えと今回学ばせていただきました。
お相撲さんというのは、脂肪だらけのデブではないわけです。
太ってはいますが、筋肉が詰まった上でのデブであります。
つまり、豊ノ島は地道に筋肉の増強を図り、その結果のあの体格なのです。
なんでも、若手のパワーと互角にやり合うには、自らを重くして当たっていくのが適当と考えたからとか。
なるほど。
その戦略が功を奏し11勝4敗の見事な成績で場所を終えました。
優勝戦線にも絡むとは、さすが関脇まで上がった実力者。

東の前頭筆頭で勝ち越した妙義龍。
間違いなく、来場所は三役です。
妙義龍もかつて関脇を何場所も務めた力ある力士。
三役か前頭上位か、という番付が当たり前だったのですが、2年ほど前に突然、星が振るわなくなりました。
内臓でも悪いんかいな、と思わせる力ない相撲で、あれよあれよと十両まで陥落。
実際、どこか怪我をしていたようです。
しかし、今年に入ってからは徐々に力強い取組が多くなり、以前の妙義龍が戻ってきました。
妙義龍も32歳。
立派なベテラン勢です。
でも、成長著しい若手の中で着実に番付を上げ、見事元いた位置まで戻ってくるのですから、やはり伊達に技能賞を5回も取っていません。
這い上がりがあるから、相撲は面白い。

ベテラン勢の活躍と言えば、今場所の松鳳山は存在感を見せつけました。
国籍偽証してそうな黒さだし、気の毒になるぐらいの強面だし。
土俵に立っただけでヒールの香りを漂わすのですが、取り口は嫌なところがまったくない正統派です。
ズルっ子相撲をしないため、あまり大勝ちはしないのですが、潔い相撲が多いため、松鳳山のファンは多いと思います。
今場所はご当地ということもあって、松鳳山コールが場内に響いていました。
一方、オンタイムでネットのコメントを見ていると、松鳳山ファンの多さに驚かされます。
どんだけみんな松鳳山好きやねん、というぐらい、松鳳山への愛で溢れています。
確かに、松鳳山はあの人相の悪さからは想像もできないくらい、とてもとてもいい人です。
私的な経験から言わせてもらえば、場所や巡業や稽古などで触れ合った力士の中で、間違いなくトップでしょう
(ちなみに、石浦と里山さんもファン思いの力士でした)。
相撲取りなくせに、気のいいあんちゃん、というところがなぜか大人の余裕を感じさせて、それでいいんか?松鳳山だからいいだろ、と納得してしまう、面白い力士であります。
| 相撲 | 22:00 | - | - | | |
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